通院ガイド

交通事故で整形外科と整骨院は併用できる?

通院の流れと注意点を解説

「どちらに行けばいいの?」「両方通っても大丈夫?」
正しい手順で通院することが、補償を受けるカギです。

交通事故に遭ったとき、「整形外科と整骨院のどちらに通えばいいのか」「両方に通っても保険は使えるのか」と悩む方は多いです。結論から言えば、一定の手順を踏めば整形外科と整骨院の併用は可能です。ただし、順序を間違えると保険適用外になるリスクがあります。

このページでは、整形外科と整骨院の違い・併用できる条件・通院の正しい流れ・注意点を詳しく解説します。板橋区・豊島区にお住まいの方向けの情報も含めています。

この記事でわかること

  • 整形外科と整骨院の役割の違い(比較表付き)
  • 交通事故で併用が認められる条件
  • 併用することで得られる4つのメリット
  • 正しい通院の流れ(STEP 01〜05)
  • 通院時に守っていただきたい4つの注意点

整形外科と整骨院の違い

まず、それぞれの役割と違いを理解しておきましょう。

整形外科とは

整形外科は医師(整形外科専門医)が診察・治療を行う医療機関です。レントゲン・MRIなどの画像検査で骨折・椎間板損傷・神経障害などの有無を確認でき、投薬・注射・手術などの医療行為が可能です。交通事故後の診断書の発行も整形外科で行います。

整骨院とは

整骨院は柔道整復師が施術を行う施術所です。骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(肉離れ)に対して、手技施術・物理療法などを行います。医師ではないため診断書の発行や投薬はできませんが、むちうちの症状緩和や機能回復のサポートを得意とする施術所も多くあります。

比較項目整形外科(病院)整骨院
施術者医師(整形外科専門医)柔道整復師
主なできること診断・投薬・注射・手術・画像検査手技施術・物理療法・テーピング
診断書の発行可能不可
画像検査(X線・MRI)可能不可
交通事故保険の適用適用可条件付きで適用可
交通事故での主な役割傷病の診断・治療・記録症状緩和・機能回復サポート

【注記】上記は一般的な情報です。施術内容や保険の適用条件は施設・保険の種類・状況により異なります。詳細は整形外科・整骨院・保険会社にご確認ください。

交通事故で整形外科と整骨院は併用できる?

結論:条件を満たせば併用できます

整形外科で診断を受け、医師の同意を得たうえで保険会社に事前連絡をすることで、整骨院との併用通院が認められるケースがほとんどです。

併用が認められる主な条件

  1. 整形外科を先に受診していること

    整骨院に行く前に、必ず整形外科(病院)を受診して診断を受けておく必要があります。整骨院が最初になると保険会社から治療費を認めてもらえないリスクがあります。

  2. 医師の同意があること

    整形外科の医師から「整骨院への通院を認める」という同意を得ることが、事実上求められます。医師に整骨院通院の希望を伝えてみましょう。

  3. 保険会社への事前連絡があること

    整骨院に通い始める前に、担当の保険会社(相手の保険会社・自分の保険会社)に連絡して了承を得てください。後からの連絡では認められないことがあります。

ポイント:保険会社によって対応が異なる場合があります。整骨院通院を希望する場合は、事前に保険会社の担当者に確認することをお勧めします。

整形外科と整骨院を併用するメリット

正しい手順で併用することで、どのようなメリットがあるでしょうか。

診断の正確性と施術の両立

整形外科では画像検査(レントゲン・MRIなど)による正確な診断・投薬が可能です。整骨院では柔道整復師による手技施術で症状の緩和をサポートします。両方を活用することで、医学的な管理と身体的なケアを同時に受けられます。

通院記録が充実する

整形外科と整骨院の両方で通院記録を残すことで、症状の変化を多角的に記録できます。後遺障害等級の申請や示談交渉において、通院の継続性・症状の一貫性を示す根拠となります。

通院頻度・スケジュールの柔軟性

整形外科への通院頻度が週に1〜2回程度であっても、整骨院への通院を組み合わせることで継続的なケアを受けやすくなります。症状が続く期間も途切れない通院を継続しやすくなります。

症状に合わせたアプローチ

むちうちの場合、首の痛みや頭痛・しびれなど複合的な症状が現れます。整形外科的な治療と整骨院での施術を組み合わせることで、症状に合わせた多面的なアプローチが可能になります。

【医療広告ガイドラインに関する注記】上記のメリットは一般的な情報です。施術効果には個人差があります。症状がある場合は医師の指示のもとで治療を受けてください。

通院の流れ(整形外科+整骨院 併用版)

正しい手順で進めることが、スムーズな保険適用と適切な補償につながります。

STEP 01事故当日〜翌日

警察への届け出・整形外科を受診

事故後はまず110番へ届け出ます。症状の有無にかかわらず、早めに整形外科(病院)を受診しレントゲン・MRI検査を受けましょう。診断書を取得しておきます。

STEP 02事故後数日以内

保険会社への連絡・整骨院通院の確認

自分・相手両方の保険会社に連絡します。整骨院への通院を希望する場合、この段階で「整骨院にも通いたい」と保険会社に伝え、了承を得ておきます。

STEP 03整骨院通院開始前

医師の同意を確認・整骨院に事故通院と伝える

整形外科の医師に「整骨院にも通いたい」と伝え、同意を得ます。整骨院には交通事故による通院であることを最初にお伝えください。

STEP 04通院中

整形外科と整骨院を並行して通院

整形外科で定期的な経過確認を受けながら、整骨院での施術を継続します。通院日・症状の変化・領収書はすべて記録・保管してください。

STEP 05症状固定後

示談交渉・後遺障害申請(必要な場合)

症状が安定した段階で示談に移ります。症状が残る場合は後遺障害等級の申請も検討しましょう。示談書へのサインは内容を十分確認してから行ってください。

併用する際の注意点

整形外科と整骨院を並行して通院する際に、守っていただきたい4つの注意点を確認しておきましょう。

まず整形外科を先に受診する

整骨院に先に行くのではなく、まず整形外科で診断書・医師の同意を取得することが重要です。順序を間違えると保険適用外となるリスクがあります。

保険会社に事前連絡する

整骨院に通い始める前に、担当の保険会社に連絡して了承を得てください。連絡なしに通院を続けると、費用が認められないケースがあります。

整形外科との定期的な経過確認を続ける

整骨院通院中も、定期的に整形外科で経過確認を受けることが推奨されます。症状の変化を医師に伝えておくことで、記録の継続性が保たれます。

通院記録・領収書をすべて保管する

整形外科・整骨院それぞれの通院日・施術内容・費用の領収書はすべて保管してください。後の請求や示談交渉の根拠になります。

むちうちの症状・後遺症について詳しく知りたい方へ

交通事故のむちうちとは?症状・通院・後遺症リスクを解説 →
板橋区・豊島区にお住まいの方へ

板橋区・豊島区で整骨院への通院を検討している方へ

板橋区・豊島区は交通量が多く、交差点での追突事故・自転車との接触事故が起こりやすいエリアです。交通事故後にむちうちなどの症状を抱えながら「どの整骨院に行けばいいか」と悩む方も多くいます。

交通事故後の通院相談についてお困りのことがあれば、事故後の相談室へお気軽にご相談ください。通院の流れや整形外科との併用についても、状況に応じてご案内します。

アクセス良好

下板橋駅徒歩圏内。板橋区・豊島区から通いやすい立地です。

事故通院に対応

交通事故後の通院相談を専門的に受け付けています。

保険手続きも相談可

保険会社との連絡・手続きについてもサポートします。

自分の状況を把握したい方に

まずは無料セルフチェックを試してみてください

5問に答えるだけで、あなたの状況に合った参考情報をご提案します。

よくある質問

Q.交通事故後に整形外科と整骨院を同時に通えますか?

A.一定の条件を満たせば、整形外科と整骨院の併用は可能です。まず整形外科で診断を受け、医師の同意を得たうえで、保険会社に整骨院通院の旨を伝えることが基本的な手順です。手順を踏まずに通院を始めると、後から施術費が認められないケースがあるため注意が必要です。

Q.整骨院に通うには医師の同意書が必要ですか?

A.法律上は必須ではありませんが、自賠責保険・任意保険での支払いを受けるためには、医師の同意と保険会社への事前連絡が事実上求められることがほとんどです。同意なしに通院を続けると、治療費が認められない場合があります。整形外科で「整骨院への通院を希望する」と伝えてみましょう。

Q.整形外科と整骨院を同じ日に通院してもいいですか?

A.同日に両方を受診すること自体は禁止されていませんが、保険会社によっては同日通院を認めないケースがあります。事前に保険会社に確認するとともに、通院スケジュールを整形外科・整骨院の双方と相談して調整することをお勧めします。

Q.整骨院の施術費も相手の保険会社に負担してもらえますか?

A.整骨院への通院が認められた場合、施術費は相手方の自賠責保険・任意保険から支払われるケースが多いです。ただし、保険会社の同意と医師の同意を得ていることが前提となります。手順を省いて通院を始めると、費用が自己負担になるリスクがあります。

Q.板橋区・豊島区で交通事故後に通える整骨院を探しています。

A.事故後の相談室では、板橋区・豊島区エリアの交通事故に関する情報を提供しています。整形外科との併用通院の流れや手続きについては、AI相談・事故後ガイドよりご確認ください。

監修

椎名和希(柔道整復師 / 健康科学修士)

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療診断・法律判断を行うものではありません。監修者プロフィール

CONTENTS

各コンテンツから情報を確認する

交通事故後の通院先・手続き・慰謝料の情報は、各コンテンツからご確認いただけます。

交通事故相談窓口(公式LINE)

AI相談・事故後ガイド・慰謝料計算などをご利用いただけます

【免責事項】本サイトの内容は一般的な情報提供であり、医療診断・法律判断を行うものではありません。症状がある場合は医療機関へ、賠償や保険に関する判断は保険会社・弁護士等へご相談ください。

交通事故相談窓口(公式LINE)