事故後の手続きガイド

物損事故から人身事故へ切り替える方法【手順と診断書の取り方】

4ステップで完了する切り替え手続きの流れ

「物損で届けたが後から症状が出た」場合も手続きが可能です。
整形外科の受診→診断書取得→警察届け出の順で進めましょう。

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交通事故後に「物損事故」として警察に届け出た後、翌日以降に痛みやしびれが出てきたというケースはよくあります。このような場合、人身事故への切り替えという手続きで適切な補償を受けられる可能性があります。

切り替えには整形外科での診断書取得・警察署への届け出が必要です。なるべく早く手続きを始めることをお勧めします。

ポイント:切り替えに相手方の同意は必要ありません。症状がある場合は、ご自身の権利を守るためにも手続きを進めてください。

人身事故切り替えの4ステップ

1

整形外科を受診する

症状が出たらまず整形外科を受診してください。医師に「交通事故による受傷」であることを伝え、診察を受けます。レントゲン・MRIなどの画像検査が行われる場合があります。

事故の日付・状況を正確に伝えることが重要です

2

診断書を取得する

整形外科の医師に「人身事故切り替え用の診断書」を作成してもらいます。診断書には負傷箇所・症状・加療期間などが記載されます。費用は3,000〜5,000円程度が一般的です。

「警察提出用の診断書をお願いします」と明確に依頼してください

3

警察署へ届け出る

事故を管轄する警察署(または事故現場を管轄する警察署)に出向き、人身事故への切り替えを申請します。診断書・免許証・車検証などを持参します。

電話で事前に確認すると手続きがスムーズです

4

保険会社へ連絡する

自分の保険会社・相手方保険会社に人身事故への切り替えを行った旨を連絡します。治療費の立替や直接払いの手続きが開始されます。

書類を受け取ったらコピーを取っておくと安心です

警察署での手続きに持参するもの

  • 整形外科で発行された診断書(原本)
  • 運転免許証
  • 車検証
  • 事故証明書(交通事故証明書)
  • 印鑑(認印で可の場合が多い)
  • 事故時の状況メモ(日時・場所・相手の情報など)

※ 必要書類は警察署によって異なる場合があります。事前に電話で確認することをお勧めします。

よくある質問

Q.人身事故への切り替えに期限はありますか?

A.明確な法律上の期限はありませんが、時間が経つほど警察の対応が難しくなる場合があります。また、事故から日数が経つと医師も「事故との因果関係が明確でない」と判断することがあります。症状が出たら1〜2週間以内を目安に手続きを開始することをお勧めします。

Q.診断書は整形外科以外でも発行してもらえますか?

A.医師であれば診断書を発行できますが、交通事故による骨・筋肉・関節の損傷を検査・診断するには整形外科が最適です。まず整形外科を受診し、診断書を取得することを推奨します。

Q.事故から1ヶ月以上経っても切り替えはできますか?

A.手続き自体は可能ですが、時間が経つほど難しくなります。警察によっては長期経過後の届け出を受け付けない場合もあります。また、医師が事故との因果関係の確認を慎重に行う場合があります。できる限り早めに行動することをお勧めします。

Q.切り替えに費用はかかりますか?

A.診断書の作成費用(3,000〜5,000円程度)がかかります。この費用は後から相手方保険会社に請求できる場合があります。領収書を保管しておいてください。

Q.相手が「物損のままでいい」と言っています。切り替えは必要ですか?

A.症状がある場合、人身事故への切り替えはご自身の権利を守るために重要です。相手の同意は切り替えに必要ありません。物損のままでは治療費・慰謝料の請求が困難になる場合があるため、症状がある場合は手続きをお勧めします。

まとめ

  • 物損事故後に症状が出た場合、人身事故への切り替えが可能
  • 手順:整形外科受診→診断書取得→警察署届け出→保険会社連絡
  • 切り替えに相手方の同意は不要
  • 時間が経つほど手続きが難しくなるため早期対応が重要
  • 診断書費用(3,000〜5,000円)は領収書を保管し後日請求を検討
監修

椎名和希(柔道整復師 / 健康科学修士)

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療診断・法律判断を行うものではありません。監修者プロフィール

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