通院・受診ガイド

交通事故で病院は何科に行けばいい?整形外科を選ぶ理由を解説

整形外科・整骨院・内科の違いと受診の順序

交通事故後にどの科を受診すればよいか迷う方も多いです。
診断書・画像検査のためには整形外科が最初のステップです。

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交通事故に遭ったとき、「どの病院の何科を受診すればいいのか」と迷う方は少なくありません。答えは整形外科です。

整形外科を最初に受診することで、骨折・筋肉・靭帯・神経への損傷を画像で確認でき、診断書の発行も依頼できます。この診断書が、後の保険手続きや人身事故届け出に必要になります。

この記事でわかること

  • 交通事故後に整形外科を受診すべき理由
  • 整形外科と整骨院・内科の違い
  • 受診時に用意するもの・伝えること
  • 診断書の取得と活用場面
  • よくある質問(6問)

整形外科を最初に受診すべき4つの理由

1

画像検査(レントゲン・MRI)ができる

骨折・脱臼・椎間板損傷などを画像で確認できます。整骨院では画像検査を行えないため、重篤な損傷を見落とすリスクがあります。

2

診断書を発行してもらえる

人身事故への切り替え・保険請求・後遺障害申請に必要な診断書は、医師(整形外科医)のみが発行できます。

3

医師の同意書を取得できる

整骨院への通院には医師の同意が必要なケースがあります。整形外科で同意書を取得しておくことで、スムーズに整骨院へ通院できます。

4

後遺障害診断書を依頼できる

症状固定後に後遺障害等級を申請する場合、後遺障害診断書が必要です。これは整形外科(医師)に作成を依頼します。

重要:整骨院への通院は、整形外科で診断を受け、医師の同意・保険会社への連絡を済ませてから始めてください。手順が前後すると保険適用に影響することがあります。

整形外科・整骨院・内科の違い

項目整形外科整骨院内科
担当者医師(整形外科医)柔道整復師医師(内科医)
画像検査レントゲン・MRI可能不可病院による
診断書発行可能不可限定的
交通事故向き◎ 最優先○ 整形外科後△ 限定的

受診時に準備するもの・伝えること

持参するもの

  • 健康保険証
  • 交通事故証明書(または事故番号)
  • 相手方の保険会社の連絡先
  • 自分の保険証券番号

受付・医師に伝えること

  • 交通事故による受傷であること
  • 事故の日時・状況(追突・側面衝突など)
  • 痛みの出た部位・症状
  • 症状がいつ頃から出始めたか

よくある質問

Q.交通事故後に整形外科ではなく内科を受診してもいいですか?

A.交通事故による骨・筋肉・関節・神経への損傷を確認するためには、整形外科の受診が適しています。内科では画像検査(レントゲン・MRI)や診断書の発行が難しい場合があります。まず整形外科を受診し、症状に応じて他科と連携するのが一般的です。

Q.症状がなくても整形外科を受診した方がいいですか?

A.はい、受診しておくことをお勧めします。交通事故の症状は事故直後ではなく翌日〜数日後に現れることがあります。また、受診記録は保険手続きや補償の根拠として重要です。「痛みがなかった」という状況でも、受診した事実と医師の所見が残ります。

Q.整形外科と整骨院はどう違いますか?

A.整形外科は医師が診察・画像検査・診断書発行を行う医療機関です。整骨院は柔道整復師が施術を行う施設で、画像検査や診断書の発行はできません。交通事故後は整形外科を先に受診し、医師の同意と保険会社への連絡後に整骨院へ通院するのが基本的な手順です。

Q.事故から数日後でも整形外科に受診できますか?

A.受診可能ですが、なるべく早い受診をお勧めします。日数が経つと「事故との因果関係が薄い」とみなされる可能性があり、保険会社との交渉に影響することがあります。気になる症状があれば、早めに受診してください。

Q.整形外科では何を検査してもらえますか?

A.整形外科では、レントゲン検査で骨折・脱臼の有無を確認できます。必要に応じてMRI検査で椎間板・靭帯・神経への影響も確認できます。また、医師が症状を診察して診断書を作成します。診断書は人身事故の届け出や保険請求に使用します。

Q.夜間や休日に症状が出た場合はどうすればいいですか?

A.急激な頭痛・意識の変化・手足のしびれが強い場合は救急を利用してください。比較的軽度の症状であれば、翌日以降に整形外科の外来を受診する形でも対応できます。急を要する症状かどうかを判断し、医療機関に連絡して指示を仰いでください。

まとめ

  • 交通事故後は整形外科を最初に受診するのが基本
  • 整形外科では画像検査・診断書発行・医師の同意取得ができる
  • 整骨院は整形外科での診断・医師の同意・保険会社への連絡後に通院する
  • 受診時は「交通事故による受傷」であることを明確に伝える
  • 症状がなくても受診しておくことで記録が残り手続きがスムーズになる
監修

椎名和希(柔道整復師 / 健康科学修士)

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療診断・法律判断を行うものではありません。監修者プロフィール

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