事故翌日にやること 5ステップ
整形外科を受診する
症状がなくても翌日中に整形外科を受診することを強くお勧めします。むちうちの症状は数日後に現れることが多く、早期受診が治療費・慰謝料の請求をスムーズにします。「交通事故による受診」であることを必ず医師に伝えてください。
診断書を取得する
受診時に診断書の発行を依頼しましょう。診断書は保険会社への請求・人身事故への切り替え・示談交渉など、多くの場面で必要になります。複数枚(最低3〜4枚)まとめて取得しておくのが安心です。
交通事故証明書を申請する
自動車安全運転センターに「交通事故証明書」を申請します。この証明書は保険会社への請求に必要です。警察署・交番・コンビニ(一部)・オンラインで申請できます。当日中の申請が理想です。
職場・学校に連絡する
けがによって仕事や学校を休む場合は、速やかに連絡しましょう。休業損害を請求する場合は、休業期間の証明書(会社・学校の発行)が必要になります。後でまとめて準備するより、その都度記録しておくと手続きが楽になります。
保険会社への連絡状況を確認する
当日に自分の保険会社に連絡できていない場合は、翌日中に必ず連絡してください。相手の保険会社からの連絡があった場合も、対応内容をメモしておきましょう。
注意点
- !「様子を見よう」と受診を先延ばしにしない(2週間以上経過すると因果関係の証明が困難になる)
- !診断書は複数枚まとめて取得する(後から追加取得すると費用がかかる)
- !相手の保険会社からの電話での録音・メモを習慣化する
- !通院した日付・症状・医師の指示内容を日記形式で記録しておく
- !物損事故扱いの場合は人身事故への切り替えを早めに検討する
よくある失敗
× 「大丈夫そうだから」と受診を数日放置した
事故後2週間以上経過してから受診すると、保険会社から「事故との因果関係が不明」と判断される場合があります。
× 診断書を1枚しか取らなかった
保険会社・警察署・職場・自己保管とそれぞれ必要になります。後から再発行すると時間と費用がかかります。
× 交通事故証明書の申請を忘れた
この証明書がないと保険会社に対する請求手続きができない場合があります。翌日中に申請しましょう。
× 相手の保険会社の担当者の言葉をそのまま信じた
保険会社の担当者は相手方の代理人です。不利な発言を引き出そうとすることがあります。重要な内容は必ずメモか録音を。
よくある質問
Q.事故翌日に症状が出てきました。今からでも病院に行けますか?
A.はい、むちうちなどの症状は翌日〜数日後に現れることが多く、翌日の受診は一般的です。ただし時間が経つほど事故との因果関係の証明が難しくなるため、症状が出たらなるべく早く整形外科を受診してください。
Q.交通事故証明書はどこで申請できますか?
A.交通事故証明書は「自動車安全運転センター」に申請します。警察署・交番・コンビニ(一部)でも申請書の取得が可能です。申請料は証明書1通あたり数百円です。オンライン申請もできます。
Q.診断書は何枚取っておけばいいですか?
A.最低でも3〜4枚は取得しておくことをお勧めします。保険会社・警察署・職場・自分の保管用として、それぞれ必要になる場合があります。後から追加で発行してもらうと費用がかかるため、一度にまとめて取得するのが得策です。
Q.翌日に職場を休んだ場合、休業損害は請求できますか?
A.事故によるけがで仕事を休んだ場合、休業損害として相手方の保険会社に請求できます。休業損害を証明するために、医師の診断書・休業期間の証明書(会社発行)・収入証明書が必要です。
Q.物損事故扱いのままでも保険は使えますか?
A.物損事故扱いのままでは、治療費・慰謝料の請求に支障が出ることがあります。症状がある場合は人身事故への切り替え手続きをお勧めします。詳しくは人身事故切替ガイドをご覧ください。
椎名和希(柔道整復師 / 健康科学修士)
本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療診断・法律判断を行うものではありません。監修者プロフィール
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